2024年(令和6年)2月定例会「清新の会」代表質問において、私は【小中学校での半導体教育の導入】を提案しました。
東広島市は「将来の日本を支える、先端技術人材の育成をめざす」と答弁し、積極的に取り組む方針を示しました。
世界の半導体競争において低迷する日本では、人材不足が致命的な課題となっています。
小中学校での半導体教育の導入は、将来の人材確保につながる重要な取り組みです。
東広島市が半導体教育を全市的に導入し、さらに日本全体に広げることで、日本の未来を支える人材を育成できると考えます。
10年後、20年後の経済安全保障において、必要不可欠です。
2月定例会「清新の会」代表質問の動画は、こちら(YouTube)
質問 動画0:23:11~
GIGAスクール構想や科学の芽を育てる教育の一環として、小中各学年に応じた半導体教育を実施するために、吉川小学校で行われているマイクロン工場見学を他校にも展開してはどうか。
「半導体って何?」から始め、出前講座や工場見学、ファミリー向けイベントを通じて、半導体への興味と関心を高める教育を行う。
これにより、本市の特産品である半導体が、子どもたちにより良く認識され、その裾野を広げることで、将来的には日本の半導体人材の育成につながると考える。所見を問う。
答弁 動画0:57:28~
マイクロン工場見学の取り組みを他校にも展開することを検討する。
科学の芽育成講座に、市内企業の先端技術に触れる講座を加えるなど、中学校理科教育の充実を図る。
世界的な半導体企業が立地する本市の特性を活かし、将来の日本を支える先端技術人材の育成をめざす。
質問 動画3:26:05~
日本の半導体産業は国際競争で低迷しており、人材不足が致命的な課題だ。
30年の遅れを取り戻すためには、施設整備への大型投資だけでなく、長期的な教育に力を注ぐべきである。
全市的な半導体教育の展開により、全国に展開する流れができれば、日本の競争力強化につながると考える。 今後の取り組みについて、具体を問う。
答弁
世界的企業や大学などの学術研究機関が集積する本市の優位性を活かし、研究者や技術者の知見を活用する。
熊本県で行われている半導体に関する学習を参考に、各学校での出前授業の実施を検討する。